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証券会社のリテール営業の転職理由とは?評価されるスキルや人気の転職先を解説

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証券会社といえば、リテール営業が最も代表的な職種である。

就職市場で人気を誇る一方で退職者も多いと言われている。

証券会社のリテール営業に従事する人が他社に転職する理由や転職市場で評価されるスキルなどを解説する。

目次

証券会社のリテール営業から転職したい理由

証券会社といえば、「高給」や「安定」の代名詞として学生からの人気も根強い。

リテール営業は、証券会社の職種の中でも代表的な存在であり、「証券会社といえば、リテール営業」という印象を持っている人も多いはず。

それにも関わらず、証券会社から転職したい人はなぜ証券会社を退職したいのだろうか。

ノルマが厳しい

証券会社の営業職はあらゆる業界の中でも厳しいことで知られている。

高いノルマ設定が要因であるが、法人営業よりもリテール営業の方が辛いと言われている。

個人顧客は法人よりもぞんざいな断り方をすることがあり、電話をしてもガチャっと切られてしまったり、罵詈雑言を浴びせられることもある。

このような環境の中で高いノルマを達成する必要がある。

ノルマを達成できないと、支店の他の営業職がカバーする必要があり、申し訳ない気持ちで居心地の悪さを感じることもあるだろう。

毎週実施される営業会議では、ノルマ未達の営業職が支店長や課長に吊し上げにされ、ひたすら叱咤に耐えるしかない。

ノルマを追い続ける環境に耐えることができず、転職を考える人は少なくない。

顧客本位の提案ができない

証券会社は、表向きは「顧客ファースト」を掲げて、金融商品の販売を行っている。

しかし、実際には自社の利益が最大化されるような商品ばかり提案して、顧客に損をさせることも多い。

証券会社のビジネスモデルは、株式や投資信託などの販売手数料や運用手数料といった手数料ビジネスである。

したがって、手数料が多く取れるような複雑な商品を勧めることになり、顧客が完全に理解していないまま購入に至ることもある。

顧客の資産を増やす提案がしたいと思っても、結局は損ばかりさせることになり、顧客から「もう二度と顔を見たくない」と言われることもあるようだ。

「自分の仕事は人を幸せにしていないのではないか」と悩んでしまい、他業界への転職を決断する人も多い。

昭和気質の企業文化に合わな

証券会社は、未だに昔の企業文化が残っており、若手を中心に息苦しさを感じているようだ。

昭和気質の企業文化の代表例として体育会系の文化がある。

厳しい上下関係があり、入社年次がすべての世界である。

若手は業務の他に飲み会のセッティングや先輩社員の事務などの雑用を両立させなければならず、業務内容に疑問を持つ人もいる。

体育会系が肌に合わない人や新しい時代の働き方に憧れを持っていた人にとっては厳しい環境だ。

また、数字がすべての世界であり、ノルマを達成できないと他の社員の前で罵詈雑言を浴びせられることもあるようだ。

就業時間後には飲み会があり、その席でも仕事のダメ出しをされ、説教を聞きながら、先輩や上司のお酌をしないといけない。

プライベートの時間が確保できない

意外なことに証券会社は残業時間や休日出勤が多いわけではない。

金融業であるため、法規制やコンプライアンス規制を遵守するからだ。

しかし、証券会社のリテール営業はプライベートの時間を確保することが難しい。

理由は社内の付き合いと資格勉強にある。

証券会社は体育会系のノリが続いており、就業時間後には上司や先輩との飲み会に参加しないといけない。

休日にはゴルフや地元のイベントなどに参加を強制されることになる。

証券会社の社員は資格勉強に追われている。

金融業は規制産業であり、特定の商品を販売するために資格が必要になる。

必須の資格として証券外務員や生命保険募集人資格、損害保険募集人資格などがある。

さらにFPや宅建、証券アナリストといった資格の取得も強制される。

常に資格勉強をしないといけないので、限られたプライベートの時間は資格勉強に充てることになる。

証券会社のリテール営業が転職でアピールすべきこと

証券会社のリテール営業では金融関連の知識はもちろんのこと、他業種でも通用する汎用的なスキルや知識が身につく。

したがって、金融業界だけではなく、他業種への転職も可能である。

営業力

証券会社のリテール営業はあらゆる業界の中でも最も厳しい営業であると言われている。

金融商品は証券会社によって大きな違いがあるものではなく、商品で差別化を図ることは難しい。

そのため、顧客とどれだけ信頼関係を築けたかによって購入してくれるかどうかが決まってくる。

資産を預けたり、高額な金融商品を購入していい相手であると思ってもらわないといけない。

顧客の状況を考慮した商品提案や販売後の細かなアフターフォローなど商品性ではなく、営業職の人間性や営業力によって、成約の可否が決まるのだ。

証券会社で働き、実績があるということは営業力が備わっているということであり、どの業界でも高く評価されるだろう。

精神力

証券会社のリテール営業として働くためには、精神的なタフさが求められる。

多種多様な高いノルマが設定され、個人顧客を相手にして確実にノルマを達成することが要求される。

ノルマを達成しないと、他の社員に迷惑をかけることになるし、上司や支店長から叱咤されることもある。

このような厳しい環境の中で高いノルマを確実に達成するのだ。

また、証券会社内での過酷な出世競争に巻き込まれる。

数字がすべての世界であるため、ノルマを達成し、数字を積み上げることで、同期との競争に勝ち抜く必要がある。

証券会社のリテール営業であれば、精神的なタフさが身につき、この精神力はあらゆる業界で歓迎される。

学ぶ姿勢

証券会社のリテール営業には常に学び続ける姿勢が求められる。

金融商品の中には仕組債やデリバティブ商品といった複雑かつ難解な商品も多い。

毎年新しい種類の金融商品が登場するため、商品性を学び、顧客に説明できるほどに理解しないといけない。

また、証券会社など金融業界を規制する法律や通達が頻繁に発表されている。

コンプライアンス遵守のため、これらの法規制の内容を完璧に理解しないといけない。

さらに証券会社の営業職として金融商品を販売するために証券外務員や保険の資格などを取得する必要がある。

このように証券会社のリテール営業は、常に新しいことを学ぶ必要がある。

たとえ異業種に転職したとしても、必死に学んで、すぐにキャッチアップできるだろう。

証券会社のリテール営業の転職先

あらゆる業界に通用する汎用的なスキルを持っている証券会社のリテール営業職。

証券会社のリテール営業はどのような業界に転職することが多いのだろうか。

銀行や生命保険会社のリテール営業

証券会社から銀行や生命保険会社といった他の金融機関に転職する場合だ。

銀行や生命保険会社のリテール営業では、証券会社のリテール営業での勤務経験やスキルを直接活かすことができる。

販売している金融商品の種類はほとんど変わりはなく、顧客ターゲットも変わらない。

証券会社時代に取得した証券外務員や生命保険募集人資格といった資格も再取得の必要なく、そのまま活用することができる。

IFA

IFAとは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことだ。

主に個人顧客に対して、金融に関するアドバイスの提供や金融商品の販売を行っている。

証券会社時代の業務と類似性が強く、勤務経験やスキルを活かすことができる。

IFA法人は証券会社出身者を求めており、応募資格の一つとして、「証券会社勤務経験者」を挙げていることが多いため、転職のハードルは高くない。

IFAは、「独立系」という名称の通り、どの金融機関にも所属せずに中立・公平な立場から金融商品の販売ができる。

証券会社時代に顧客本位の営業ができないことに不満を持っていた人は、純粋に顧客の利益になる商品提案ができる。

異業種の営業職

金融業界以外の事業会社の営業職に転職する場合だ。

証券会社のリテール営業はあらゆる業界の中で最も厳しい営業職だ。

そこで身につけた営業スキルや精神力が評価されて、異業種に転職することも可能だ。

不動産会社や人材会社といった業界が人気だが、IT業界や製造業といったあらゆる業界が転職先として有力だ。

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