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金融業界から転職するメリットとデメリットとは?転職を有利にする資格も解説

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給与水準が高く、社会的信用の高い金融機関であるが、異業種へ転職する人は少なくない。

金融業界を辞めて、転職することでどのようなメリットがあるのだろうか。

また、転職のデメリットについても理解しておく必要があるだろう。

目次

金融業界から転職するメリット

金融業界を退職し、異業種へ転職することでどのようなメリットがあるのだろうか。

実際に金融業界から転職した人は以下のようなメリットを感じているようだ。

金融業界からの転職を考えている人は参考にしてほしい。

極度のストレスから解放される

金融業界は激務であると表現されることがある。

法規制やコンプライアンス規制を遵守しているため、残業時間や休日出勤が多いわけではない。

それにも関わらず、「激務」と形容されるのは過度なノルマや苛烈な出世競争、厳格な上下関係があるからだ。

金融業界以外の業種でも同様の部分はあるが、金融業界では、特に激しいと言われている。

そのため、日々の仕事にストレスを感じて、病気になってしまう人も多い。

ノルマ管理の厳しくない会社や上下関係がフラットな会社に転職することで極度のストレスから解放され、人間らしい働き方が可能になる。

自由な時間が増える

金融業界は法律や規制を厳格に守るため、残業時間や休日出勤はそこまで多くはない。

しかし、勤務外の活動が多く、自由な時間が制約される傾向にある。

勤務外の活動とは、「飲み会」と「資格勉強」である。

お金を扱う業種であるため、取引先との癒着や不正防止のために2年〜3年という短期間で異動することが特徴だ。

そのため、毎月支店に異動する人や異動してくる人がいるため、歓送迎会が頻繁に開催される。

また、金融商品を販売するためには「証券外務員」や「生命保険募集人資格」といった資格取得が必須だ。

FPや簿記、宅建といった金融業界関連の資格や英語やITといったソフトスキルの資格取得も奨励されるため、取得する必要のある資格は膨大だ。

金融業界から転職することで、飲み会や取得するべき資格が減り、結果としてプライベートの時間を確保できる。

転職市場で有利

経験や知識によって程度の差はあるが、金融業界出身者は転職市場で有利に働く事が多い。

金融業界は人気の就職先であり、採用の倍率が高いことで知られている。

特に大手都市銀行などの大企業であれば、就職人気ランキングで上位10位にランクインしており、倍率が100倍を超えることも珍しくない。

そのような激しい競争を勝ち抜いた時点で一定の能力を備えていると判断される。

また、金融業界では、新人から役職者に至るまで研修制度や教育制度が整備されており、ビジネスマナーや営業スキルといった汎用的な能力を身につけることが可能だ。

このように高い競争を勝ち抜き、金融機関で丁寧な教育を受けた人は即戦力として期待されており、転職市場での市場価値も高い。

金融機関出身者という肩書を活かすことで、転職先によってはより良い給与や福利厚生を期待できるかもしれない。

金融業界から転職するデメリット

金融業界から転職することは良いことばかりではない。

転職のデメリットについて理解した上で検討するべきだ。

給与が下がる可能性がある

マイナビ転職によれば、全111業種のうち金融機関の平均年収ランキングは以下のとおりである。

  • 投資信託委託・投資顧問…1位(1,559万円)
  • 外資系金融…2位(1,523万円)
  • 金融総合グループ…3位(860万円)
  • 生命保険・損害保険…8位(716万円)
  • 証券・投資銀行…12位(634万円)
  • 政府系金融機関…19位(580万円)
  • 銀行…20位(575万円)
  • 事業者金融・消費者金融…22位(573万円)

このように金融機関の平均年収は非常に高い。

国税庁が発表している国民の平均年収は467万円であるから、平均年収を大きく上回っている。

特に大手都市銀行や大手証券会社の場合、30手前で年収1,000万円に到達することも珍しくない。

金融業界から他業種に転職すると未経験として扱われるため、年収は低く設定されている。

金融機関で働いていた時と比べて年収が下がることを覚悟しておこう。

社会的信用が低くなる

社会的信用とは、高い経済力や社会的地位などに裏付けされた信用力をさす。

信用力は勤務する企業の規模や業種、年収、勤続年数などによって判断される。

金融業界は社会的信用が高い傾向にある。

社会的信用が高いと住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードといった返済の必要があるサービスの審査に通りやすくなる。

金融業界から転職したら、クレジットカードの審査に落ちてしまったという話はよくある。

どうしても社会的信用を維持したい場合、金融業界内で転職するか、異業種の大手に転職しよう。

また、金融業界で働いている間にローンやクレジットカードに申込みをしてしまうことも検討しよう。

金融業界から転職する時におすすめの資格

金融業界から異業種へ転職する時に役に立つ資格について解説する。

これらの資格は金融業界での仕事内容と関連していたり、延長線上にあるためある程度の学習によって取得が可能だ。

資格一辺倒になるのは良くないが、転職市場での市場価値を少しでも高めるためにおすすめだ。

日商簿記

事業会社の経理部や財務部への転職を希望する場合、取得が推奨される資格だ。

日商簿記は、日本商工会議所と各地商工会議所が主催する資格だ。

簿記とは、企業取引のお金の流れを記録した帳簿を作成する技術である。

日常的な企業取引を一定のルールに従って、記録、計算、整理して、経営成績や財務状況を明らかにする。

日商簿記の取得には、会計知識や経営管理の分析力が必要であるため、保有することで経理や財務に関する知識を証明することができる。

日商簿記3級は入門レベルであるため、比較的難易度の高い2級を取得することで、転職活動に活かすことができるだろう。

銀行員であれば、日常的に財務諸表やお金の流れを分析しているため、簿記知識の習得は難しくない。

銀行員から事業会社の経理部・財務部へ転職したい場合に取得が強く推奨される。

宅建

不動産会社へ転職を希望する場合、取得が推奨される資格だ。

宅建とは、「宅地建物取引士」の略称である。

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家であり、年間20万人が受験する国内最大の国家資格である。

不動産の売買や賃貸物件の仲介取引では、不動産に関する知識が乏しい顧客が不利益を被る可能性がある。

不動産取引における「重要事項の説明」は。宅地建物取引士だけに許される独占業務だ。

具体的には、「登記」「不動産の面積」「解約手順」といった重要事項を顧客に説明し、顧客の保護を図ることを目的としている。

銀行員は不動産の担保評価の時に宅建資格の知識が必要になるため、既に取得している人も多いだろう。

証券会社においても相続における税金対策として不動産を活用することがあるため、宅建の取得が奨励されている。

宅建を取得すれば、不動産会社への転職が有利となるだけではなく、FPやIFAとして顧客に不動産資産を含む総合的な資産ポートフォリオを提案できる。

中小企業診断士

中小企業の経営コンサルタントや経営企画部門への転職に活用できる資格だ。

日本版MBAとも呼ばれ、起業して新規事業開発をしたりする時には知識が活かせる。

中小企業診断士は、主に中小企業を様々な角度から分析、診断し、経営課題の解決に向けた助言を行う資格だ。

企業全体を幅広く診断し、成長戦略の立案や実行を担う経営コンサルタントとしての能力を証明することができる。

また、中小企業の資金調達を支援する金融機関を繋ぐパイプ役としての側面があるため、資格を保有する金融業界出身者は重宝される。

特に銀行員は中小企業を相手に営業活動を行い、企業の経営課題の発見や資金調達を通じた課題解決の支援を担っているため、中小企業診断士とのシナジー効果が高い。

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